中多、国体へ

怪我で甲子園のメンバー入りを逃した中多君。

怪我も順調に回復し、ついに国体メンバーに選ばれました。

甲子園では、縁の下の力持ちとなってメンバーを支えるのが彼の役目でした。

今度は、自らの力で勝利をつかんでほしい

≪今日のスポニチ福島版の記事≫

聖光千葉でこんどこそ日本一を

　国体高校野球硬式の部組み合わせ決定

　　２６日VS岐阜・土岐商

　千葉国体高校野球硬式の部（２６～３０日、銚子市野球場）の組み合わせが６日、発表された。今夏の甲子園で８強入りして２年ぶり３回目の国体出場を決めた聖光学院は一回戦で土岐商（岐阜）との対戦が決まった。

　３年生の甲子園メンバーにとって高校最後の戦いとなる国体。その初戦で激突する土岐商（甲子園１６強）について、村島大輔総主将（３年）は「国体に出てくる時点で力がある。気を引き締めていかないと」と警戒を強める。

　国体メンバーは先月２５日から新チームと合同で練習をスタート。ミーティングを繰り返し、モチベーションを下げることなく調整を続けてきた。怪我の影響で甲子園はベンチから外れたが、国体でメンバー入りする中多惇（３年）は「これで高校野球は最後。どんな形でもいいからチームの勝利に貢献する」と気合十分だ。

　国体初出場だった０７年は２回戦で常葉菊川（静岡）に１－１１。０８年は一回戦で智弁和歌山に２－４で敗れた。エース歳内宏明（２年）は「３年生の国体にかける思いはとても強い。甲子園と変わらない気持ちで頂点を目指す」と、聖地で逃した日本一の称号を今度こそ手に入れる決意だ。（重光　晋太郎）