テスト対策が始まり,月末まで休みのなくなった幸風館の藤井です。期末テストの結果が出るように休み返上でしっかりと働きます。
全学年テスト対策を行っています。中1,中2の理科・社会はテスト前しか授業で行わないので,「学校で習った内容を自宅で復習⇒塾で確認テスト⇒その内容の解説」というスタイルで授業を行っています。
使っている確認テストは過去に中学校で出題された問題です。ただ,基本になる問題を選んでいるので,いつも話をするのが「ここでやったものが全部できたとしても80点やで」と伝えています。
理科・社会のテストは学校の先生のくせや特徴が非常によく出ます。特に社会は塾教材などには載っていない,先生が授業中に行った内容がよく出題されます。これを点数化するには何度もここに書いていますが「ワークシート」を事細かに復習する必要があります。
「ワークシート」まできちんとやっているお子さんの大半は80点以上をとります。では,平均点くらいしか取れていないお子さんはどういった勉強をしているのか。それは,もちろん理解できていない単元もありますが,ほとんどは勉強を頑張ったと自己満足している内容をしただけのお子さん達です。
加えて,自己満足でやった勉強のあとに受けた確認テストの間違えた問題の復習なんかはまったくしていません。今日の授業は中2の理科でしたが,前回の授業で定期テストや入試でよく出る化学反応式を,つくり方を1つずつ説明しながら解説しましたが,今日の授業でもまったく書けていませんでした。要は塾の授業を受けたからそれで満足という状態になっていて,自分のものになるまでその後の勉強の取り組みをしていないのです。
春から入塾してきたお子さんの大半が,テスト勉強はどういったことをしたらいいのか,テストで点数を取るには・・・ということが理解できていません。
家でやった,塾でやったくらいのことで点数が取れるのであればだれも苦労はしません。その間違えたものをどれだけ自分のものにしていくか,それをするかどうかだけて点数は大きく変わります。
勉強ができないのではなく,やっていることがよろしくないということがほとんどです。それを改善すれば点数につながっていきます。もちろん当然のことながら塾で「分かる授業」「点数につながる授業」をしてあげることが大前提ですが。
できないのではなく,できるようになるまでやる,これが一番難しいですが一番結果の出る勉強法です。分からないものは塾に頼ればいい。ただし,それを自分のものにするまで取り組むこと。
幸風館にお通いのお子さんたちには,やっただけの自己満足の勉強から早い段階で脱却してもらい結果の出る勉強をしてもらいますよ。
今日はここまで。
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