記憶に残る生徒2 | 瀬戸内市にある幸風館のブログ

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瀬戸内市の長船町にあるちっぼけな塾講師です。
地域の勉強のこと,学力のこと,たまに自分のことを書いていきます。
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コスモスで支払いをしていたら,後ろのおばあちゃんにカートでプレッシャーをかけられた幸風館の藤井です。なぜ,ギリギリのところまでカートを近づけてこられたのだろうか。。。

昨日の続きです。そのお子さんは,中2までの学校の定期テストは最高494点・最低475点,担当した数学は1回だけ99点,それ以外は全部100点。中1の1学期の保健体育だけ通知表は4,それ以外はすべて5。という成績です。点数以上に性格は超がつくほど負けず嫌い。数学の問題で納得できなければ,必ずそこが理解できるまで突っ込んでくる。確認テストで間違えたら,自分で解き直しができるまで考え続け,できなければ,説明を聞くことが嫌だけど,わからないことはもっと嫌なので,教えてもらいにくる。ただ,その途中で理解できれば,「うわ。そんなんだけなん。」と最後まで説明を聞かずに終え,半分泣きながら解き直しをする。というお子さんでした。

 

女の子なのですが,彼女の兄が能力は高いものの学校での先生受けが悪く,内申点が非常に低い中で岡山城東を勝負して失敗したのを見ていたので,「私は兄ちゃんみたいにならない。私は朝日に行く。」と常々言いながら勉強をしていました。結果,岡山朝日を合格しました。その後,幸風館で行っていたセミナーの資料作りに,やめるときに教えておいたLINEで連絡をしたところ,「先生なら」と快く受け答えしてくれました。高2のときに教えてくれた時には,「学校の順位が20~50番くらいなので,一橋大学を目指しています」と言っていたのですが,結局は東京大学に合格していきました。彼女を思い返してみると,

 

① とにかく負けず嫌い

② 納得するまで勉強をやめない

③ 目標は明確に持っている

④ 遊ぶことと勉強することがはっきりしている

 

と,なかなか出会うことのできないお子さんでした。③④を持っているお子さんはいますが,①②を思う存分こちらに出してくるお子さんにはなかなか出会うことができません。彼女のような強烈な印象を持つお子さんにまた出会いたいですね。

 

授業の数だけ出会いがあり、授業の数だけ楽しみがある…、、、昔のポケモンのオープニングをいじりました。

 

ではまた。