プレゼント用のお花のご依頼を頂いたら、私は器に生けた花をお勧めしています。それには理由があります | いけばな光風流家元 内藤正風のブログ

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光風流家元 内藤正風の日々の徒然です。
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いつもお世話になっている先輩の病院で開催されている花火大会にお招きいただいて、8月の最後をとてもいい感じで締めくくることができた、光風流家元 内藤正風です。

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先日あるパーティーの主催者の方から、来られた皆さんにお土産にお花をお持ち帰りいただきたいとのご依頼を頂き、もちろん喜んでお引き受けさせて頂きました。

その時に、個々にお花をお持ち帰りいただく手提げ袋の中に、こんなお手紙を入れさせていただきました。

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私は、お花をプレゼントされるという方には、よくお話をお聞きさせていただいて、パーティーで花束贈呈をされるとかのように花束でなければならない理由が無い場合には、可能な限り「器」に生けた形でプレゼントされるようにおすすめしています。

何故かというと、花束を貰われた方のうち、かなりの割合の方がお家で困られているのです。
お花を生ける器が無い。。
どうやって生けたらいいかわからない。。。
なかには、器が家にはないので、他の方に花束をあげてきたとかって人まで聞いたことがあります。

折角主催者の方や関係者の方が心を込めてご用意されても、これでは悲しいですよね。
ですので、私は可能な範囲で、器に生けたお花をプレゼントされるようにおすすめしています。
これならば、オアシスなどの給水スポンジを使って生けておけば、そのままお持ち帰りいただいてポン!って置いていただくだけで飾って楽しんでいただく事が出来るので、お手軽でしょ(^^)


で、これで問題解決かと思うと、お花を器に生けてお渡ししていただけるようにしたらしたで、また別の心配な事が起こってきます。
それは、
お持ち帰りいただいて、お水をちゃんと足してくださっているだろうかって事です。

日頃お花を生けておられたり、お花を飾ったりされている方が身近におられるような方は心配ないのです。
日頃お花を飾られていない方が心配なのです。(笑)

大げさでも何でもなく、そのままポンって置いておけばいいって思っている方も中にはおられるんですよ。
笑い話でもないですよ。
なので写真の様に、「お花にお水をあげてくださいね♡」のお手紙をつけさせて頂いているのです。

お渡しさせていただく時には、お持ち帰りいただく間に水があふれたり、水でその辺が汚れたりしないように、お花が弱らない程度に器の中の水は最小限にしています。
なのでそのまま飾っておくと、一日二日で吸える水が無くなってしまってお花が弱ってきてしまいます。

お持ち帰りいただいたら、まず水をしっかりとあげて頂く。
そして日頃は、水が減って給水スポンジが渇くようになっていないか、常にしっとりと水で満たされているかを確認していただいて、乾き始めているようならば水を足していただく。
という事を、お願いさせていただいているのです。

古来より生のお花は「陽」の気を出すと言われています。
お花を飾って、「陽」の気に満ちたお部屋でお過ごしいただければ、色々な事に良い影響が出るのは間違いないです。
私の生けたお花で皆さんに幸せに、そして楽しくなってもらいたいですからね!!


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