札幌では子宮頸がんの予防接種が受けられない?その2 | KofB出版OfficialSite

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水背です。

先週に続いて、子宮頸がんの予防接種についてです。

近郊の何件かの病院で断られ、やむなく隣の区の大きな産婦人科に問い合わせたところまでが前回のお話でした。

ホームページに記載もあり、よく知っている病院だったので少し遠いながらも問い合わせをしてみたわけですが、受付のほうでは確認できず、ベテランらしい看護師さんに電話を変わってもらいました。

看護師さんも大変忙しいらしく、なかなか出られない上にようやく出てもすぐに他の人たちへの指示を忙しそうに出していて、時間はかかりましたが、丁寧な応対をしていただきました。
話によると、確かに以前は予防接種をやっていたけれども、札幌市からこのワクチンの接種に関して積極的に推奨することを控えるようにとの通達が出て以降、実際に接種が行われた例はまだないとのことでした。
そしておそらくは他の病院も同じような状況だろうし、そもそも今現在ワクチンを在庫している施設も無いだろう、という話です。
とりあえずは病院内での対応を決定するため、院長を含めた形で話し合いするので、その後で再度連絡してもらえるとのことでした。

その日は木曜日で、翌日も忙しくて話し合いが難しいとのことで、連絡をもらったのは翌週の月曜の夕方ごろでした。

病院内での話し合いの結果は、副作用に対する患者への事前説明や問題発生時の対応、また万が一訴訟などに発生した場合にどうするか、といったマニュアルを決めるまで、すぐには予防接種を再開することは難しいそうです。
ただし、厚生労働省のほうからは予防接種を再開するようにとの通達は来ているらしく、翌日には他の病院の医師との会合もあるので、その場でこの件について話し合いをしてみるとのことでした。

いずれにしても病院内でのマニュアル作り、ワクチンの取り寄せなど、時間がかかる話で、予防接種が行えるようになる時期を明言することはできないと言われましたが、他に今のところ当ても無いため、準備ができたら連絡してもらうようにお願いしました。

現在のような状況で病院サイドの対応としては精一杯の事をしてくれたとは思いますが、事実上、今のところ予防接種を受けられるめどは立っていない、というのが現状です。
無料で受けられる期間も決まっている予防接種で、希望しても受けることができないというのは大いに問題があると思いますが、一刻も早い状況の改善を期待します。

では。