流産~通勤時間が関係!・片道ナン分以上でリスク上昇!? | クイズで学ぶ不妊診療最前線~愛/AIなんだ

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これまで着床不全やPGT-A(胚染色体解析)の問題を取り上げてきました。時代は流れ、今や人工知能が診療に取り入れられるようになってきました。この大きな変革の中で、生殖医療専門医の立場から不妊症・生殖医療全般にわたって自身悩み考えながら学習していく記録です。

ワルシャワから 

2008-2019年のGerman Family Panel (Pairfam、おそらくデイタベース?) 

579女性を対象に通勤と流産の関係性を調査した縦断研究

 

問題:その結果について正しいのは次のうちどれか?

 

1  通勤に片道20分/日以上を要する常勤職女性では片道10分/日以下の常勤職女性に比べて流産リスクが98%高かった

 

2  通勤に片道40分/日以上を要する常勤職女性では片道10分/日以下の常勤職女性に比べて流産リスクが98%高かった

 

3  通勤に片道40分/日以上を要する常勤職女性では片道20分/日以下の常勤職女性に比べて流産リスクが98%高かった

 

4  通勤に片道60分/日以上を要する常勤職女性では片道30分/日以下の常勤職女性に比べて流産リスクが98%高かった

 

正解は↓↓ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解 1  通勤に片道20分/日以上を要する常勤職女性では片道10分/日以下の常勤職女性に比べて流産リスクが98%高かった

 

出典:Ewa Jarosz et al., BMC Pregnancy Childbirth. 2025 Oct 21;25(1):1125.

 

さらには通勤に片道30分/日以上を要する女性では

片道10分/日以下の女性に比べて流産リスクが128%も高かったという

 

なお、不育症女性は解析から除いてある

 

片道20分以上で流産リスクが約2倍って、あなた!

この研究結果が本当なら、どこへも行けないですぅぅ~。。。

 

「週あたりの通勤回数は影響しなかったの?」

「利用交通手段によって結果が変わるんじゃないの?」

「職業内容や就業時間・シフト制との関係を教えてよ?」

 

このあたりのことは論文内で議論されており

2025/11/03現在、無料で全文閲覧できます

 

 

 

今日の一曲:Contrast - Shake It 

 

彼是20-30年前

「ファン垂涎の希少音源がついに待望の再発

これが手に入れられるラスト・チャンスかも?」

といった宣伝に煽られてCDやレコードを買い漁ったものだ 

 

それらの半分以上は

一度もプレーヤーやターンテイブルに一度も乗ることなく

箪笥の肥やしに。。。

 

こちらもそんな運命をたどった1枚

Henry A. Hayesという人が中心人物のようで

ジョージア州・サヴァンナ出身だそうだが

南部の香りなど全くしないブギ・ダンサー 

 

しかし最善を尽くそうと懸命に唄い演奏する

ツイン・リード&コーラス&インストゥルメンタルの姿勢に

ローカル・グループとしての矜持が伝わってきて

意図せず胸を打たれた令和7年・文化の日であった