こんにちはカウンセラーさえこです照れ

前回の記事でも書きましたがダウン
わたしはいわゆるちょっと変わった家庭環境に育ったわけなんです。

この記事アップを書くのに1週間くらいかかってしまいあせる
書いているウチにいろいろ思い出してブルーになったり体調悪くなったりしてガーン
まだまだブロックがあるようですね。




2つ下の弟の話しです。
ダウン

弟はあまり頭がよくなかった。

運動もあまりできなかった。

小学生のときにはいじめにあっていた。


わたしは母に弟の勉強を見て欲しいと言われたが面倒でやらなかった。


わたしはそれを大人になってもでも申し訳なくおもっていた。


「弟がかわいそう」といつも思ってしまう。


弟は優しい性格だった。


ケンカもしたけど、いつもわたしが勝っていた。

優しい弟のことが好きだった。


けれども同時にこんな弟は嫌だと思っていた。


自分は不幸だな、って思った。


家族がみんなまともじゃいと思って、恨んだ。


わたし、酷いね。冷たい人間。


涙が出てくる。

自分こそ、いったい何様なんだと。


救えなかった罪悪感が心を支配して

苦しい。




弟は学校を卒業し

一旦は働いたけれど2年くらいで辞めてしまった。

母が弟の給料を管理していて、それを本人にだまって生活費に充てていたのがわかった。

弟はキレまくって、そこから精神的に崩壊していった。

弟はお金の管理やその他生活面のほとんどを母に任せていたし、母もそれが当然のように世話をしていた。

その後も母と弟の関係は強烈な依存関係にあり、しばらく働かない状態が続いた。

働いては辞めての繰り返し。

生活費は兄が負担し、わたしも結構な額を負担した。

20年近く続いただろうか。


母と弟からの金の無心をされるたびに

なんとも言えない辛さや怒りがあった。


もういい加減にして欲しかった。


でも断れなかった。


罪悪感がひどく支配していた。

わたしが助けてあげなければこの人たちはさらに不幸になってしまう。

少しでも幸せでいてほしかった。


そして

わたしだけ幸せになるなんてわたしが許せなかった。


そんなある時

心屋仁之助さんをテレビで知った。

心屋さんのカウンセリングで

『お母さんを捨てていい。』ということばに衝撃を受けた。




『妖怪かわいそう』心屋仁之助『■妖怪かわいそう/追記して更新しました。』「妖怪 かわいそう」あなたが「この人かわいそう」あなたが「お母さんかわいそう」あなたが「お父さんとお母さんは喧嘩ばかりして不幸なんだわ」という目でみると、そこ…リンクameblo.jp


の記事を何度も読んだ。





それがきっかけでカウンセリングを学び、お母さんや弟からわたし自身が自立できた




わたし自身もあの人たちに依存していたと気づくことができた。



心屋さんにはほんとうに感謝している。




それに気づいてから

ほんとうに少しずつ、自分の気持ちに寄り添いながら、相手との関わりかたを変えていった。


たぶん、10年くらいかかった。



うまくいかずに落ち込んだり、相手との摩擦や抵抗なんかもすごくあって心が何度も何度も折れたけどそれもまた経験になったと思う。






一昨年母は亡くなったが、

わたしなりに母の介護、看病に関わった。


母との確執もあったけれど亡くなる直前に自分をさらけ出せたこともあって、今、わたしの心はいい感じになっている。



母が死んだら弟と縁をきると宣言して

今はその通りになっている。




今でも、

毎日のように弟は大丈夫かな?と思ってしまう。



心配でたまらない。

毎日笑っていて欲しい。

幸せでいて欲しい。

弟を家族として愛している。


けど


縁をきったことは後悔していない。




自分を信じる=弟を信じる。



弟は大丈夫。

弟は自力で幸せになれる。

弟はすでに幸せだ。

弟は不幸な人と勝手に決めない。

弟は好きで不幸をやっている。




だから

大丈夫ドキドキ



そう自分に言ってあげようと思いますおねがい






最後まで読んでくださりありがとうございましたウインク