失恋の薬 | 太田 雄路 オフィシャルブログ  Life Is Stage

さて、遅くなりましたが
告知通り
失恋の対処方法について
書かせて頂きます。

音楽や詩とか
映画やドラマとか
色々考えたんだけど
いまいち俺の言葉だと
重みを失ってしまいそうだから
俺の話をさせて頂きます。


今から遡る事数年前。

俺には年下の彼女がいました。
再入学した高校の後輩。
登下校も校内でも一緒。
俺の友達や先輩も彼女を可愛がってくれたし
彼女の両親も俺をホントに可愛がってくれました。

相手のご家族から頂いた愛情は
ありがたくて優しくて
言葉にならないぐらい。

どこへ行くのも
何をするのも一緒で
金が無い時は散歩したり
公園で遊んだり
20越えた男のデートとは
非常に呼びづらい遊びばっかでした。笑

そんな彼女と別れたのが
今から2年4ヶ月前。

別れてから彼女とは一度も会っていませんが
失礼承知で
一度だけ彼女の母親が勤める飲食店に出向き
挨拶とお礼をさせて頂きました。

そしたらね

怒られたんですよ。


あんた達なにやってんのよ!
絶対後悔するよ!?
もう一回2人でちゃんと話し合いなさい!!


俺が何をしても怒らなかった彼女の母親が
最初で最後
初めて怒ってくれたんですね。

俺は笑顔でお礼を伝えたけど
心は泣いていたと思う。

別れた事を知った友人や先輩も
メールや電話をくれて
励ましてくれた。

きっと彼女は
今また新しい恋愛をしていて
輝いていると思う。

結局ね

そう思える事しか
失恋に対する対処って無いと思うんですよ。

スネたりひねくれたりするのは簡単だ。

感情に任せて自暴自棄になっても
自分だけではなく
他人も傷付けるだけ。

沢山泣いて
後悔して
しっかりと現実を受け止めたら
相手に感謝して
自分は日常を取り戻す事だと思うんすよね。


最後に彼女に電話で
震える声を隠しながら伝えた言葉。


「世界中の誰よりも幸せになって下さい。ありがとう。」


雄路