アミノグリコシド系、フルオロキノロン系はConcentration-dependent killingかTime-dependent killingかどちらだ?

 

 

 

 

 

 

Concentration-dependent killing

 

濃度依存的殺傷Concentration-dependent killingこのような活性パターンを持つ抗生物質(例えば、アミノグリコシド系、フルオロキノロン系)は、限定された曝露後に細菌の増殖を持続的に抑制する効果を持ち、その結果、感染部位での薬剤濃度が最大になると殺傷能力が増大する。  最小発育阻止濃度(MIC)と比較してピーク薬物濃度が高いほど、抗菌活性は高くなる。  そのため、高用量で投与間隔を延長した(すなわち1日1回)レジメンが、細菌の殺傷を最適化するために頻繁に使用されている。

時間依存性殺滅Time-dependent killingこの活性パターンを有する抗生物質(例えば、β-ラクタム系抗菌薬[ペニシリン系、セファロスポリン系]、クリンダマイシン)は、持続的な効果はほとんどなく、抗菌活性は長い曝露時間に依存する。  これらの抗菌薬は、血清中濃度がMICを超える状態が長期間続くと、より効果を発揮する。  したがって、血漿中濃度がMICを超える状態をできるだけ長く維持するために、1日複数回の投与がより頻繁に行われる。