今年、毎月1冊の洋書(児童書)を読むことにチャレンジしています
自分の楽しみのために、読んでいます
2月に読んだ英語の本は、こちらです
"Mr Majeika"
Humphrey Carpenter
Puffin(1985)
元魔法使いのMr Majeikaが
小学校の先生として赴任してくる
ところから物語は始まります。
魔法学校でも何でもない
イギリスの普通の小学校に
元魔法使いの先生がやってきます。
しかも、初日は、表紙の絵のように
魔法のじゅうたんに乗って登場します
Mr Majeikaは、自分が昔は魔法使いだったことを
隠すつもりがあるのかないのか(笑)
ひょうひょうとした感じで子どもたちに
接していて、おもしろいです
子どもたちも、Mr Majeikaを
"Mr Magic"と呼んで、
徐々に親近感をもっていきます。
いちばんのいたずらっ子、
Hamish Bigmoreを除いては…
普通の学校が物語の舞台というのも、おもしろいですね。
こんな先生がいたら、いいなぁ、
日常生活に魔法があったら、楽しいなぁ
(実際に楽しいかどうかは謎ですが)
と想像が広がる楽しい一冊でした
使われている単語自体は
むずかしくないし、
情景描写も、とても分かりやすかったです。
だけど、最初は
読むのに少し時間がかかりました
英語らしい文章表現にたくさん
触れることができて、
じっくりゆっくり読み進めていた
というのもあるのですが、、
あぁ、
お勉強英語に凝り固まったわたしは、
こういう自然な英語に
ほとんど触れてこなかったんだな~、
と感じてしまいました
でもわたし、
英語絵本を読んでるおかげで、
英語の音やリズムに
柔軟になってきてるんだな、
というのも感じましたよ
"Mr Majeika"を読み進めるうちに
リズムの心地よさもつかめてきて
後半に進むうちに
だんだんスムーズに読めるようになってきました
語学は土台が大事、継続も大事、ですね
3月も、楽しく読書をしていきたいと思います
(もう3月ですね)
(ご参考)
"Mr Majeika"のリーディングレベルは
AR(Renaissance AR Bookfinder)では
BL(ブックレベル) 4.6 でした
ネイティブの小学4年6ヶ月が
平均的に読めるレベルくらいのようです
"Mr Majeika"の作者の
Humphrey Carpenter(ハンフリー・カーペンター)は、
2005年に58歳の若さで亡くなったイギリスの作家です。
上の写真のように、
英米児童文学の研究もされていた方のようです。
英米児童文学の黄金時代のことも、
少しずつ勉強していきたいな、と、ちと思いました