毎日朝大谷さんの野球を観るのは楽しい。明るい気持ちになります。



スポーツの素晴らしさはこんなところにあるんですね。

わたしなんかは野球に親しんだのは矢張少年の頃だったんです。

その頃終戦直後なので野球の器具なんか何もないんです。

グローブ代わりに繕った手袋とか、木の棒をバッターに、辛うじて玉らしきものを探して、何とか野球チームをつくって楽しく試合をしてました。

スコアだけはちゃんとおぼえてつけてました。

ささやかなチーム、監督やったり、ピッチャーやつたりキャッチャーやつたり結構近所の少年達と試合もやりました。

グランドはその頃住んでいた高円寺一丁目の近くの女子美術大学のグランドで、試合をやりました。貧しいけど、楽しかったです。

当時雑誌は「野球少年」という雑誌があって「漫画少年」共に夢中で読みました。

劇団-東宝現代劇に入ってからも野球部は作られまして、はじめの頃は国立劇場の側の空き地で練習はよくやってました。

当時報知新聞か主催で芸能人野球大会が何回も行われ文学座とかモデルグループのsosとか10くらいのチームと試合して良い成績だったと思います。

芸術座、宝塚劇場、帝劇とか名古屋の劇場に出演している時迄試合してました。その名古屋の劇場の時は私も試合に出てました。

60年近く芝居を続けてても、劇団東宝現代劇は野球やってたんですね。当時の若き劇団員達はみんな野球が好きでした。