1999年フジコ-ヘミングさんのNHKのドキュメント観てその迫力、完璧じやなくても、歌うように弾いている、人の心が歌っている、生きている感動を与える強いタッチの「ラ-カンパネラ」を聴いて、感動させられすぐレコードを購入毎日聴いてました。

ピアニストとして世に認められたのは60才過ぎてからで、さんざんの苦労を重ねた方でした。

タッチが強くてその魅惑的な音は心地良いものでした。

猫を数匹飼っていて下北沢の電車がお住まいから見えていて、電車の通過するのも見え、音も聞こえて、その中でピアノを弾いているのが、何回もテレビで拝見しました。

一時的に聴力を失いさんざん生活の苦労を重ねたがそれらにめげず血の通った心のある、完璧じやなくてもかまわない生きたカンパネラを聴かせてくれました。人の心を教えてくれました。

10月にはドキュメンタリー映画「恋するピアニストフジコ-ヘミング」が公開されます。92才でおなくなりになりました。