麻雀大会の宇野千代先生

 中央
右から山本陽子さんと、口説いてるいてる私の赤沢

 右から中山仁さん、山本陽子さんと私の赤沢
 右から私の赤沢、山本陽子さん。

 右から山本陽子さんと私

 山本陽子さんと私


 安奈淳さんと私


 こんなに大作家なのに、宇野千代先生はまったく気楽に接して下さった。

 昭和59年11月3 日~30日千秋楽帝国劇場公演「生きて行く私」脚本•演出 小幡欣治。出演。山本陽子。安奈淳。南田洋子。市毛良枝。丹阿弥谷津子。若原瞳。中山仁。大出俊。西岡徳馬。劇団•東宝現代劇。

 自由奔放な生き方が感ぜられる魅力的な舞台だつた

 このまま少し配役を変えて昭和60年11月1日から26日名古屋は御園座で再演してます。

 この時の初出演者は、平淑恵。沢木忠雄。若原瞳でした。

 公演中宇野千代先生はよく楽屋にいらして明るく話題を振る舞いていらした。麻雀がお好きでおまけに山本陽子ちゃんも麻雀好きでよく雀卓を囲みました。

 勿論麻雀大会もやりました。宇野千代先生の麻雀はテンポもよく楽しい麻雀でした。先生は親しみやすくホールで催す先生の大きなパーティーにも我々は出席しました。

  こういうときの舞台そして楽屋は賑やかで愉しく華やかなものです。

 私の役はどっちかと云えば嫌らしい強引にスポンサーとして売りこんで振られる金持ち赤沢てす。

 舞台の袖で山本陽子ちゃんとスタンバイしている時、突然陽子ちゃんがコバちゃん腕相撲しよう私結構強いのよって、腕相撲始めたら出番になって、直ぐ気持ちを切り替えて役になって出て行きました。

 本当に山本陽子ちゃんは突拍子もなく面白い人でした。

 このお芝居も評判もよくお客様も満員でした。

 大入りパーティーが行われ私の作演出のパロディの上演が行われました。