蔵が2つ並んでいて左に「おまつり伝承館」右に「菊田一夫記念館」です。


 お嬢様二人に花束贈呈

 江刺市長さん方々とお嬢様と我々
 江刺の小学校生徒さん達の歌う「鐘の鳴る丘」には涙が溢れる…

 とんがり帽子の赤い屋根をバックに、お嬢様と劇団•東宝現代劇
 及川旅館のご主人と奥様と我々現代劇。 

 ご夫妻は、今でも劇団•東宝現代劇の
自主公演にはわざわざ東京迄きてご観劇されます。



 この岩手県江刺市、蔵のまち。
平成15年4月18日「菊田一夫記念館」落成祝賀会に我々劇団•東宝現代劇も招待されてうかがいました。

 菊田先生のお嬢様お二人菊田伊ね子さん。塩崎美ね子さん。竹内幸子さん。青木玲子さん内山恵司さん。私、小林誠も招かれて、江刺市長はじめ名士の方々の御出席を得て、盛大におこなわれたんです。

 菊田先生はご家族と共にこの江刺に疎開されてましてそこの及川旅館にしばらくは住まいにされてました。

 その宿から見えた風景が明治記念館(当時岩谷堂町役場)のとんがり帽子の赤い屋根でした。ここで菊田一夫先生は「鐘の鳴る丘」を執筆されたんですね。
 
 ですので、この記念館は「鐘の鳴る丘」の資料を中心に、菊田一夫先生の生涯と作品資料の展示をしてます。

 緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 鐘が鳴ります キンコンカン メエメエ小山羊も啼いてます 風がそよそよ丘の上黄色いお窓は僕らの家よ

 今年は菊田一夫先生の五十回忌です。