昭和34,5年頃だったか劇団•東宝現代劇の面々、1番左が私。「がっこの先生」日比谷芸術座公演。八千草薫主演。菊田一夫作•演出のチラシ宣伝写真。
 稽古を終えて東宝本社稽古場近くの日比谷公園をくつろいで散歩。
 左から東宝に入ったばかりの林与一さん、劇団後輩の美女ふたりと私、隣は劇団一期生同期の城所 守さん。
 懐かしの日比谷公園。

 お題目、夢と希望に満ちた青春!
 本当に芝居の世界に満ちた毎日でした。

 あれこれあっても好きな舞台で60年近く生き続けて来て面白かったとしか言えません。

 日比谷公園のまわりも随分変わりました。いにしえに、
稽古のあと日比谷公園で息抜きの散歩もよくしました。まさかこの演劇街に山村聰さんの釣り道具屋さんが昔あったなんて今の人は知るよしもないですね。そばの演劇街も本当に変わりました。

 たまには散歩して昔の空気に彷徨ったりします。確かにこの界隈で生きてきたのだと。