右よりジューレンジャーの右門青寿、私、劇団•東宝現代劇の安宅忍。








 2006年11月22日(昼)2時30分夜7時公演。ジャズ•ミュージカル朗読劇「猫物語サラ」の公演を、大きな中野サンプラザのすぐそばの、小さなホールて公演した。

 この公演をプロデュースしたのは大の猫好きでジャズピアニストの矢作木の実さん。

 とにかく製作から作•演出•作詞•作曲•出演と全部一人でやってしまう大胆な、そして大の猫好きで何十匹を家で猫を飼っている、時々は野良猫も仲間に入って来る、ジャズ•ピアニストの矢作木の実さん。

 その彼女の自宅を稽古場にしてすくない稽古だが何とか公演は成功した。

 結構ジャズの世界で活躍している若手のカルテットでジャズ唄う芝居するる我々出演者は苦しい稽古を経て乗れる舞台に成功させた。

 作曲の傾向としてはビリー•ストレイホーンでありガーシュインであり、デュークエリントンでありマイルス・デイビスでありアート•ペッパーであった。

 劇団•東宝現代劇の連中も沢山観に来てくれたが、真っ先に元NHKステージ101の小原初美さんが観劇してくれてうしかった。

 朗読劇とはいえバンドで歌うのは立ってで、ソロで1曲トリオで2曲、数人で数曲といそがしい。

 中で私の長い一人芝居がある、ここは演出は私がやった。 老いぼれ彷徨う野良猫。哀しい野良猫である。でもその中にもユーモアが無くてはいけない。侘しく歌いながらも何か味のある面白さを出す様に演じた。最後に舞台を去る時にプライドを表現すべくアドリブで「吾輩は猫である」と言って去った。これはお客さんに受けた。

 お客さんが湧いたのは2回トリオでジャズ•カルテットと踊りながら掛け合いで歌うジャズソングだった。
これには私の味をじゅうぶんにだした。
 以前帝劇のミュージカル「とりかえばや物語」17代中村勘三郎、草笛光子主演の時、トリオでオーケストラをバックに掛け合いでうたったのを思い出すくらいに盛り上がった。この時は初めてオーケストラをバックにソロでも歌った。

 ミュージカル、オペレッタ、「メリーウイドー」のニエーグス役。オペラ「手古奈」と結構私も出ていたんたなあと感慨深い。