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個人教授の先生に声楽
コーリュウブウゲンとコンコーネ2冊をマスターしました。
今は演劇界はミュージカル、ミュージカルです。
そのミュージカルに、
何故大東宝演劇部は劇団東宝現代劇をあまり起用しなかったのか、いつも不思議に思ってました。
前田美波里ちゃん達共、俳優養成所でミュージカルの勉強もやりました。東宝現代劇にはミュージカル-チームもありました。
昔から東宝で言われてるのは東宝は子飼いに冷たいとです。
劇団東宝現代劇は演技には優れているとの定評はあります。もうなくなりつつある劇団東宝現代劇にもっと起用したらミュージカルに面白さや重厚さが出たと思います。我々には味と色気と面白味がありました。
名プロデューサー佐藤勉さん音楽の先生の坂本博士先生高田先生、音楽監督の滝弘太郎さん達は東宝現代劇に眼をつけて起用してくれました。
その為にも我々劇団-東宝現代劇は演技のみならずミュージカルだって出来る人は沢山いたんです。
本当に残念です。
劇団-東宝現代劇は今やなくなりつつあります。数々のスター、舞台の名優、映画、テレビ、のスター落語家さん迄共演させて頂きました。
その点私の場合は恵まれていました。その為に音楽は勉強しました。
東宝以外の音楽関係に現れました。
例えば美空ひばりさんの育ての親、福島通人さんのオーデションで30位のプロダクションから選ばれた歌い手の中から1位に選出されたのは自信がつきました。
後程、美空ひばりさんの舞台に6作品程出演させて頂きましたが、これだけはひばりさんには言えませんでした。福島通人さんに全員ご馳走になった、かつ丼ははじめて食べて世の中にこんな美味しい食べ物があるのかと本当にびっくりしました。
東宝現代劇1期生の卒業公演の「かぐや姫」は一寸ミュージカルでした。
そうして藝術座で公演した「歌劇手古奈」は東宝現代劇は自他共に大好評でした。
東宝現代劇「奥さまの冒険」はなかにし礼のオーディションに受かり毎日舞台でソロで歌ってました。作品の出来はあんまり良くなかったです。
そうして平岩弓枝先生の作品ミュージカル「とりかえばやものがたり」17代目、中村勘三郎。新珠三千代。高橋昌也。室町あかね。京塚昌子。草笛光子。中村梅枝。振り付けジュンキョウヤ。この時は日劇ダンシングチームと踊りました。侍3人で踊って歌いました。
このミュージカルは約稽古1週間で芝居、ダンス、歌と結構上手くいきました。
後は舞台センターで1人で歌いました。
やはり平岩弓枝先生の作品17代目中村勘三郎主演「喜劇百年目の幽霊」では安奈淳さんと踊りました。
更に外部ですが日本オペレッタ協会公演「メリー-ウイドウ」新宿文化センター。北トピア。松戸森のホール。北トピアさくらホール。東宝の音楽監督滝弘太郎先生の推薦で外部出演。
一番出番と台詞の多いニエーグス役です。そうして一番子供に好かれる役です。
こうやってみると私自身はミュージカルに結構でてましたが、
矢張劇団員のミュージカル出演は少なすぎでした。
まあ劇団東宝現代劇の演技は鍛えられた演技でした。