初代国立劇場さよなら特別講演 歌舞伎へ | アラフィフ女子?!のお気楽日記

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美しい校倉造りのデザインを取り入れた初代国立劇場は、間もなく立て替えになります。


今年はサヨナラ公演が続いていますが、とうとう歌舞伎公演も今月と来月で最後。


通し狂言「妹背山婦女庭訓」が2カ月連続で上演されます。


9月はその第一部で、先日行ってきました。

今月は、中村時蔵と尾上松緑をメインに、時蔵一家の梅枝と萬太郎、それに若手の新悟が活躍していました


吉野川を中心に左右対称の舞台セットで、両花道です。

客席も吉野川の一部となり、時蔵と松緑が両花道から出てきた時は、客席全体が舞台となり、初代国立劇場のサヨナラ公演にふさわしい演目だと思いました♥


時蔵は常に安心感あり、ぴったりのお役。松緑もこんな重厚な役をしっかりこなす様になったんだな。。と思うと時の流れを感じました。


国立劇場は、ほぼ私と同じ年です。学生時代は、母に着物を着せてもらって見に来ていました。

既に鬼籍に入った、多くの歌舞伎役者をここで見てきました。また、團十郎や、菊之助、幸四郎、松緑は若手のイメージでしたが、今ではすっかり中堅で主力です


昔、母や祖母が、「先代の○○は。。」とか「おじい様にそっくり。」等の話をしているのを聞いてピンときませんでしたが、今はその心境。

自分も年齢を重ねたということかと思います。


なんと3日前に腕を骨折して手術して一泊入院した母。。着物は無理でしたが見にこれました。


来月は音羽屋で菊五郎が出るそうなので、母も楽しみにしています♥