知恩寺から今出川通りを更に東に
一路吉田山を目指しました
目指す吉田山には4つの登り口あります
今出川沿いにあるのが
吉田神社 北参道コース
吉田神社に通じる北側からの参道
その他に吉田神社本宮に通じる
京大正門東側の吉田神社コース
真如堂から竹中稲荷参道に通じる
南側からの真如堂コース
竹中参道の連続する鳥居⛩️
今回吉田山を下山する時に
利用しました
そして今回登ったのは
前々回ご紹介させて頂いた
カフェ「茂庵」に通じる
神楽岡通りからの神楽岡コース
住宅もあり石段が整備されており
気軽に散歩感覚で登れました
途中住宅もなくなり
森林浴を楽しみながら登っていくと
前々回ご紹介させて頂いた
「旧谷川茂次郎茶苑」が現れました
上2枚がカフェ「茂庵」(母屋)
下は茶室の「田舎席」「静閑亭」で
今も茶会や稽古に使われている茶室
カフェ「茂庵」で頂いた
「ゆずジュースと
カボチャのベイクドチーズケーキ」
コースターには大文字の刺繍
吉 田 山
吉田山は標高105メートルの
小高い丘といったところ
神楽を奏する処ということで
「神楽岡」とも呼ばれています
吉田山の山頂からの景観
京都盆地が一望出来ます
大文字山もよく見えます
吉 田 神 社
吉田山にある「⛩️吉田神社」は
859年に平安京の鎮守神として創建
吉田神社は厄除け開運の神として
2月2日〜4日に行われる
「節分祭」が有名で
疫神祭えきじんさい追儺式ついなしき
火炉祭かろさいが行われます
追儺式は「鬼やらい」として有名で
万城目学さんの小説
「鴨川ホルモー」の舞台のひとつが
京都大学のお隣のここ吉田神社
京大生の謎の部活「ホルモー」
ホルモーにかける青春と恋
この小説を読んでから行かれると
ここであの儀式行われたんだなーと
思わずニンマリ出来て楽しめます
鹿の像が鎮座していました
以前、奈良の春日大社で
拝見したことがあります
藤原山蔭が奈良の春日大社の
四神を勧請して鎮守神として
祀ったということです
吉田神社から山の東側へ出て
竹中稲荷を参拝
竹中稲荷の連続する鳥居を南下
吉田山を下山したところに
真如堂の参道があります
真 如 堂
女人守護の寺院として信仰を
集めてきた「真如堂」
🍁紅葉の名所としても有名です
「真如堂」は正式には
鈴聲山れいしょうざん
真正極楽寺しんしょうごくらくじ
といい、比叡山延暦寺を本山とする
天台宗のお寺だそうです
ご本尊の阿弥陀如来は年に1回
11月15日だけ拝顔出来る
秘仏だそうで
最澄の弟子の慈覚大師円仁の作で
円仁が最後の仕上げに
すべての人々特に女性をお救い下さい
と願ったところ
如来が3度頷いたという伝説から
「うなずきの弥陀」
と崇められるようになったそうです
一万二千坪の境内には
重文の本堂(左上)のほか
ふたつの枯山水庭園の
涅槃の庭(左下)隨縁の庭(右下)を
畳の間から静かに
ゆっくり拝見することができ
心が癒されました
また、江戸時代に再建された
三重塔が趣を添えており
三重塔と紅葉の共演は
息をのむ美しさとのこと
※京阪の情報誌KPRESSより
昨年の写真お借りしました
11月中旬この燃える秋が観れるかも
10月31日時点はこんな感じでした
拝観料は10月31日まで500円
紅葉🍁シーズンの
11月1日〜12月8日は1000円
もう一度訪れてみたいものです
今回は境内の1本のもみじが
部分的に真っ赤に色づいているのを
観ることができました
部分的な紅葉も珍しいですよね
真っ赤に色づいていたのは
この1本だけでしたが
赤と緑のコラボもいいですね
「真如堂」初めての参拝でしたが
紅葉にはまだ早かった分
ほかの参拝客は殆どなく
静かにゆっくりと
過ごすことができました
人気でしょうが11月中旬に
三重塔と燃えるような真っ赤な紅葉の
共演は是非とも観たいのです
暦の上では昨日が立冬でした
一気に紅葉が進みそうなので
まめにチェックしたいと思います
「燃える秋」を楽しみましょう
ご訪問ありがとうございました
一きわ赤いはお寺の紅葉
種田山頭火