気が付けばもう6月💦なんですね
本当に早いものです
そう言えば5月に入って
一冊の本も読んでいないことに
気付きました💦
読 書
大好きな時間だったはずなのに💦
で、早速読み始めたのが
町田そのこさんの作品
4年前に本屋大賞受賞作
「52ヘルツのクジラたち」を
息子にプレゼントされ
読んで以来の町田作品です
夜明けのはざま町田そのこ
ポプラ社 2023年11月出版
今回この本を手に取ったのは
ここ数年、同期や後輩の
ご逝去のお知らせが相次ぎ届き
自分の番がいつ来ても
おかしくないなという思いの中
本の帯の言葉に目が留まりました
「死を見つめることで、自分らしく
生きることへの葛藤と決意を
強く描き出す新たな代表作」
「死を見つめることで」
この言葉がなぜか心に響き💦
手に取って読み始めました
本書は家族葬専門葬儀社
「芥子実庵・けしみあん」を舞台に
展開する短編5つの連作でした
ネタバレしない程度に💦
1章 見送る背中
物語は仲良しグループ3人の一人
楓子の結婚式シーンから始まります
楓子の挙式に参列していた
親友なつめがその後自殺💦
なつめの自死の知らせを受けたのは
家族葬専門葬儀会社「芥子実庵」の
葬祭ディレクターで
楓子の挙式に参列していた佐久間
仕事のやりがいと結婚とのはざまで
どちらを選択するかで悩んでいた💦
そんな時期に自死した友の遺書に
「私の葬儀を担当してほしい」
という依頼が書かれいた
友人として見送るのか?それとも
亡くなったなつめの希望通り
葬儀の担当者として見送るのか💦
佐久間が親友のために作った花壇は
千日紅で埋め尽くされていた
花言葉は「色褪せぬ愛」
2章私が愛したかった男
18年前に離婚した元夫から
葬儀の依頼が・・・💦
元夫の恋人の葬儀を取り仕切る
私が愛したかった男の
受け止められない事実に直面した時
脳の機能を鈍くしてしまう
相変わらず頼りない夫ではあるが
それでも色んなことが見えてくる
ひとはいつ大事なことに
気付くか分からない
3章 芥子の実
家族葬専門葬儀社「芥子実庵」に
就職した須田
貧しい暮らしの中、母親を亡くし
貧しい葬儀しか出せなかった
そんな思いを背負い働いていた
特にやりがいを感じることもなく
そんなある日、葬儀の喪主として
昔の同級生が芥子実庵に現れた
世界で一番会いたくなかった男に
再会することとなった💦
4章あなたのための椅子
夫との不仲に悩みながら子育てする中
学生時代の元恋人の事故死を知る主婦
夫や母の反対を押し切り
元恋人との昔に思いを馳せて
弟の協力を得、葬儀に向かう
自分のことは疑っても
大事な相手は信じようよ
5章 一握の砂
家族葬専門葬儀社「芥子実庵」の
仕事に生き甲斐さえ感じる佐久間に
人の死と関わる仕事をするのは
辞めてくれという恋人
仕事と恋人、そして家族に対する
それぞれの思いに悩むのでした
以下本文より少し抜粋します
片手で砂を掬う、手の力を緩めると
指の隙間からさらさらと
砂が零れ落ちていく・・・
大事だと信じたものを
掴もうとすれば何かが落ちていく
でも大事なのは
『持っていること』ではなく
『持っているもの』
『持っていたもの』でもない
そこから得た喜び
得られなかった哀しみ
葛藤や藻掻きこそが大切なのだ
以上5章「一握の砂」より抜粋でした
久し振りの読書は
やっぱり楽しかったです![]()
物語の中の彼女、彼らはそれぞれの
幸せな夜明けもあったけれど
その幸せは永遠のものではなく
幸せは翳っていくのでした
それでもなお彼女、彼らは
真っ直ぐ前を見て夜明けのはざまを
歩き出すのでした
彼女、彼らだけでなく
自分自身の人生を振り返ってみる時
喜びだけでなく悲しみでさえ
愛おしく思えてくるのでした
まとまりのない読感に最後まで
お付き合いいただき
ありがとうございました
今週辺りから本格的な雨シーズン
梅雨入り宣言が出そうですね
しっかり家に閉じ籠り読書📖![]()
大好きな時間をゆっくりと
楽しみたいと思います![]()
ご訪問頂きありがとうございました



