もともと今日は | sgtのブログ

sgtのブログ

歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


ほんとだったら…って言い方おかしいけれど、
今日3月23日は二女の大学卒業式の日でした。



入学式は日本武道館で行われましたが、
武道館は現在東京オリンピックに向けて改修工事中だそうで、
卒業式は両国国技館で行われる予定でした。



国技館は武道館より座席数が少ないため、
卒業式に参加できるのは学生1人につき父兄1人まで、という通知がきていました。
でも私たち夫婦は、袴姿の娘と写真撮る気まんまんでしたので、
式典の間どちらかは外で待っていて、終わったら合流しようと相談していました。
おれ外にいるからかあちゃん入りなよ、
いやアナタの方が花粉症ひどいんだから室内にいる方が…なんて話し合いも、
すべてリセットになりました。



二週間ほど前、大学から卒業通知書が(このご時世にメールではなく)郵便で届いたのですが、
その封筒の裏面には「卒業式参加券」という印字があり、
ご丁寧に上から黒マジックで消されていました。
きっと卒業通知は毎年この封筒を使うのが恒例なのでしょうね。



昨年の長女の大学卒業式は万事滞りなく行われたことを思うと、
たった1年で状況はこうも変わるものかと
二女をちょっと不憫に思います。



が、彼女が秋学期を過ごしたコミュニティカレッジではもっと事態が深刻で、
学生寮では外出が厳しく制限されているので、
各国からの留学生はこのまま残るか、それとも帰国するか、で悩んでいるそうです。
(4月からの授業はオンラインで行われることが決定したので、帰国しても学生としての身分は保たれ、受講も単位取得も可能とのこと)
また一年間フランスに留学した二女の友達は、ひと学年ずれるのでこれから就活となり、
面接もろくに受けられずさらに大変な思いをしているという話も聞きます。



「卒業式がない」のは正直悲しいけど、
この過酷な状況でみんながんばっているんだからぜいたくは言っていられない、
と本人。



昨日は長女も帰ってきたので
せめて家族だけでもお祝いしよう、と
今年初の外食をしてきました。

当然レストランもがらがらでした…




ついに東京オリンピック延期が検討され始めた今日、
二女の進学先からは、
「先日送付した新年度学事日程を変更し、詳細は27日に発表する」というメールが今し方届きました。
誰もが初めてのことに直面しているわけだから、
こういう突然の変更だって普通にあるし、
後ろ向いて悲しんでる場合じゃない、
びしっとアンテナ張ってないといけないんですねぇ。



「あっYTに学長からの祝辞がでてる〜
せっかくだから聴いとこう」
…私も横で聴かせてもらいました。
シンプルで素敵な祝辞でした。