次女、寝坊する | sgtのブログ

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歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


いつも時間にはきちんとしている次女が
今日は珍しく朝寝しているなと思いました。



「うぁ、寝坊した、2限アウトだ…」と
10時過ぎに起きてきた彼女に
どうしたの、と尋ねると、
「Kとずーっと話してた」と。



次女はノートルダムの火災を
テレビよりも早く、
Kさんからの連絡で知ったそうです。



次女の中高時代からの親友のKさんは
昨年からフランスに留学していて、
パリの郊外にある学生寮に住んでいます。
次女は、昨年秋の家族旅行と
この2月に大学の研修でパリを訪れた際、
ひとりメトロを乗り継ぎ、Kさんのところへ遊びに行きました。
(そのときKさんがつくってくれたパエリア…とっても豪華でとっても美味だった!!と興奮気味に話してくれました)



メトロの終点近くにあるという
Kさんの部屋の窓からも煙が見えたと…



ツイッターに次々と上がる写真や動画を見るうちに居ても立ってもいられなくなり、
もしかしたらこれが最後の姿になるかもしれないから現地に見に行きたい、
と言い出したKさん。
次女はそれを思いとどまらせようと、
説得していたそうです。



原因は失火と言われてるけど、
テロの可能性だってまだゼロじゃない。
それに火災の規模だってわからない。
万一巻き込まれたら大変だよ。
今ここでKを止められなくて
Kの身に何か起きたら、
Kのお母さんに申し訳が立たない。
それに野次馬が消火活動の妨げになってる、っていうニュースもあるから、
たまたま居合わせた人は仕方ないけど、
そうでない人はわざわざ邪魔になりに行くべきじゃない…



修復できるのかなあ。
もう無理なのかなあ。
そんな話をして、
明け方までKさんに付き合っていたそうです。
























マクロン大統領は修復を宣言し、
早くも寄付を申し出た企業もあるようですね。



昨年9月、人混みにちょっとうんざりしつつ
訪れたノートルダム大聖堂。
一目で感想が180度ひっくり返り、
来てよかった!!!と感激したバラ窓。


とくにこの青い窓が大好きでした。
世界中の人がこの窓を見られる日が
また来ますように。