71年目 | sgtのブログ

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歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


ことしの5月27日、
アメリカのオバマ大統領が
現職の大統領として初めて広島の地を訪れ、
被爆者の方と直接触れ合いました。


慰霊碑の前で行われたスピーチは、アメリカの原爆投下責任を巧みに避けた言い回しになっている、という批判や、
この訪問自体が、ノーベル平和賞に見合う業績を残せなかったオバマ大統領の最後のパフォーマンスだ、なとど冷ややかに見る向きもありますが、


それでもこのできごとは、
人類が、核兵器のない未来を、目指し始めたしるしだと
私は思いたいです。











広島の空に世界初の核兵器、原子爆弾が投下されて71年。


今日は私が愛読している本を2つご紹介します。




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「夕凪の街 桜の国」
こうの史代  双葉社



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「絵で読む広島の原爆」
西村繁男  福音館書店



父親が長崎出身なので、
長崎の原爆遺構は何度か見学しましたが、
私は広島をまだ一度も訪れたことがありません。


そんなヤツがエラそに何言っちゃってんの、ではありますが、
上の2つの本は、最初の被爆地・広島へ思いを馳せるよすがとして、我が子らにも読ませています。


ひとつは漫画、もうひとつは子ども向けの絵本ですが、
だからこそどちらもたいへん読みやすく、
そしてよく調べられ練られた作品だと思います。


原爆のことを全く知らない方にも、ぜひおすすめしたいです。


最後に、
ちょうど一年前の記事にも書いた、
八月の足し算」を再度ご紹介します。

6+9=15

日本人として忘れてはいけない数字、
と私は心に刻みつけています。