6 + 9 = 15
…大きいフォント使うの初めてです。
このフレーズを知ったのは、何年か前の天声人語でした。
「この子を残して」の著者・永井隆博士のご長男、永井誠一ながいまことさんの言葉と書いてありました。
「八月の足し算は、六と九で十五」
私の父は昭和12年長崎生まれで、当時小学生だった父は、「その日」は田舎の親戚の家に疎開しており、爆心地から山を隔てた家も被爆は免れましたが、
爆心地近くに住む親戚を探しに行った祖母はいわゆる「入市被爆」、放射線の影響が強く残った状態の被爆地に立ち入った人が受ける二次的な放射線被害を認定され、原爆手帳を持っていました。
父も私も自分でできる限り資料を集め、孫世代となる我が子らにも知識をたたっ込んでいます…おまえたちは長崎の子の子孫として、忘れないだけでなく、知ろうとし続けてほしい、と。
昨日観たTVで、8月15日は何の日?という街頭アンケートに正答できない人が46%もいたという事実に驚きました。
ぜひとも、この足し算をまるごと覚えてほしいなぁ。
簡単だし、絶対忘れないでしょ?