日曜の昼下がりに | sgtのブログ

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歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


コタツ布団を干していたら
タンポポの綿毛が目の前を
ひとり ふいっと通っていった


追いかけて見上げた空のうららかさ


あんな風に悠然と
軽やかに
飄々と
なんて見とれていたら


おまえはこっち、と
町の喧騒に呼び戻された


幻想の世界は眩しすぎて届かない
日々衰え 乾き 朽ちていく自分から
目を逸らすことはできない
だったら


何かできそうなんて軽々しく思うな
それは努力してきた人への侮辱で
怠け者が口にすべきことではない


そもそも夢を描いてきたのか
自分の力を正しく試してきたのか
それとも


仕方のない自分を
仕方なく受けいれることで
やり過ごしてきただけではないか


何度も思い知らされてきたこと
思い知らされたのに学習しないなら
もう一度 思い知ること


遥かな空への憧れは置いといて
自分の生き幅をわきまえて
ここで地に足つけて 


しごとにはげみましょう。