こんにちは。あっという間に時間が過ぎていく日々を過ごしていたところももう3月も中旬になっていました。月並みですが、年/歳を重ねるごとに時の流れが速くなっているような気がします。北京の3月は、意外にも東京の3月と同じような天候でとても過ごしやすいです。気温は朝こそ2-3度程度ですが、日中は17-18度くらいまで上がるのでとても快適です (図1)。

 

図1: 北京大学の東南門を入ってすぐのところです (2024年3月12日撮影)

 

3月といえば、日本のカレンダーでは卒業シーズンでもありますね。どことなく筆者の中での3月は、思ったより雨が降る、思ったより寒い日もある、そこはかとない別れのシーズンという位置付けがなされているような気がします。もっとも、大学生になってからというものは2月上旬から始まる長すぎる春休みが終わってしまうという焦燥感のほうが強かったかもしれません。一方、中国カレンダーでは3月はたかだか旧暦新年が始まって2つ目の月という程度の認識でしかなく、割と宙ぶらりんな感じではあります。特に祝日があるわけでもないですし。

 

4月になると、日本での入学・入社といった華やかな出会いの季節を横目に、まず4月4日には清明節があります。簡単にいえばお彼岸です。今学期は意図的に金曜日に講義を何も履修しなかったため、結果的に4月4日から7日まで4連休が出来上がりました。

 

その後はカレンダー上では5月1日からの労働節が祝日です。北京大学では4月26日から5月5日まで10日間の長い休講があります。この時期に旅行を計画している人も多く、周りの友人では北京から手頃な旅行先として日本やタイ、ベトナム、フィリピンあたりに行くことを計画している人も多いです。(※筆者は2月の春節期間にタイとベトナムに行ってきたので、いつか近いうちに番外編としてこのブログにもその時の雑感を書いてみたいとは思っています。儒教文化圏かつ非中国語圏での春節もなかなかに面白かったです →そのほか北京、上海、成都を巡った記録についてもまだ文章化できていないのでゆっくりと更新していこうと計画しています!)