昨日、宮城広瀬高校が令和9年度より
生徒募集を停止するというニュースが流れました。
宮城広瀬高校は岩切から少し離れているので、
当塾から志望する生徒はほとんどいません。
十数年前に1名だけ進学した生徒がいるぐらいです。
とは言っても、前職まで含めれば、
進学した教え子はたくさんいます。
ですから、このニュースを聞いたときは
ちょっとショックではありました。
ただ、まったく予想がつかなかったのかと言えば、
そういう訳でもありません。
なにしろ宮城広瀬高校は、
最近定員割れになることがよくありました。
仙台市内で閉校になる公立高校を挙げるとしたら、
1~2番目に名前が挙がる高校であったのは
間違いないでしょう。
それに、私はよく宮城県の
「高等学校入学者選抜審議会」の
議事録や資料を読むのですが、
今年の3月の審議会でも
「現行入試制度における、
例外的な選抜の在り方について」
というテーマについての話し合いがありました。
要は不登校の生徒や、
学びなおしが必要な生徒を
受け入れる高校・コースを作る方向で
話し合いが進んでいましたので、
その流れに沿って出てきた話なのでしょう。
だとすると、同じような話は
この後も続くかもしれません。
なにしろ参考にした他の都道府県では、
1校だけではなく複数校で
受け入れているケースがほとんどでしたから。