今日と明日は中3生の最後の入試実戦ゼミです。

 

過去問の問題演習と、

 

その解説授業がセットになった講座です。

 

 

初回は令和5年度の

 

本試験の過去問を使いましたが、

 

その後は令和3・4・5年度の

 

追試の問題を使っています。

 

この「追試の問題」というのがミソです。

 

 

この時期にやるとしたら、

 

本試験の過去問が一番良いでしょう。

 

ただ、本試験の問題は自宅や学校などで

 

すでに解いてしまっている可能性が

 

高いのではないでしょうか。

 

そうすると、本番の予行演習の問題としては

 

不適切ということになってしまいます。

 

 

そうすると予想問題や

 

模試の問題ということになりますが、

 

これがはっきり言って今一つなのです。

 

「本番の問題に似せて作った問題なのだから、

 

 それなりに使えるんじゃないの?」

 

と思われるかもしれませんが、

 

とにかく問題の質が低いのです。

 

 

おそらくこういった講座の

 

解説授業をやったことがある人ならば、

 

同意していただけるのではないでしょうか。

 

 

本番の入試の問題は、

 

論理的に考えていけば

 

答えにたどり着ける問題がほとんどです。

 

国語で頻出の穴埋め問題も、

 

英語長文の指し示している内容を問う問題も、

 

数学の図形の最終問題も、

 

全てそうです。

 

 

ところが予想問題や模試の問題は、

 

論理的に考えても

 

答えにたどり着かない場合が良くありますし、

 

そもそも論理的に考えなくても

 

一目瞭然で答えが分かって

 

しまうこともあります。

 

あまりにも問題の質が低いので、

 

本番の予行演習の問題には

 

向かないのです。

 

 

ところが追試の問題は違います。

 

問題の傾向や難易度は

 

本試験と変わりませんし、

 

問題の質も同等です。

 

 

それでいて世の中には出回っていないので、

 

目にしたことがある生徒はまずいないのです。

 

本番の予行演習用の問題としては

 

ベストだと言えるでしょう。

 

 

もしも同様の講座をやられている塾があるとしたら、

 

追試の問題はおすすめですよ。

 

一般には出回っていませんが、

 

開示請求さえすれば誰でも手に入れることができますし。