時々中3生から、「2月度のみやぎ模試は

 

受験しないんですか?」という

 

質問を受けることがあります。

 

 

結論から言うと、

 

当塾では2月度のみやぎ模試は

 

受験していません。

 

受験しても意味がありませんし、

 

それどころか

 

有害になる場合すらあると思っています。

 

 

模試の一番の利点は、

 

「出願校を決める際の参考になる」

 

という点です。

 

1月度までの模試であれば、

 

その点において意味があります。

 

 

ところが2月度の模試は、

 

すでに出願を済ませたあとの受験になります。

 

ですから、出願校を決める際の

 

参考資料にはなりえません。

 

 

ですから、受験する意味を

 

強引に見つけ出すとしたら、

 

「結果が良かった場合は、

 

 安心して本命の高校を受験できること」

 

ぐらいしかないのです。

 

 

ただ、良い結果が必ず出るとは限りません。

 

模試も一発勝負ですから、

 

仮に実力がついていたとしても、

 

あまり良くない結果が出ることは

 

珍しくないのです。

 

 

模試の結果が届くのは2月20日前後、

 

つまり入試の2週間ほど前です。

 

入試直前のこの時期に、

 

模試のあまり良くない結果が届いたら

 

どうでしょうか。

 

精神的に不安定になってしまっても

 

おかしくありません。

 

そういう点においては、

 

むしろ有害なのです。

 

 

とは言っても、

 

「でも、やっぱり自分の実力を確認しておきたい」

 

という意見もあるでしょう。

 

それで実施しているのが「入試実戦ゼミ」なのです。

 

 

こちらは追試の過去問等を使用していますので、

 

模試よりもずっと本番の入試に近い問題に

 

触れることができます。

 

 

しかも4回実施しますので、

 

一発勝負の模試よりも

 

ずっと精度の高い情報が得られます。

 

メリットしかないのです。

 

 

入試実戦ゼミは、

 

今週末スタートになります。

 

 

ちなみに、模試の問題や予想問題と、

 

本番の入試問題は問題の質や中身が全然違います。

 

質が低い問題は解いてもあまり力がつきませんし、

 

解説授業をしてもあまり意味がありません。

 

 

まあその辺の話はまた別の機会に。