英単語や漢字、
あるいは理科、社会の重要語句など、
受験においては
暗記しなければいけないものが
たくさんあります。
基本的には、
「完璧に覚えるやり方」が良いでしょう。
問題を1ページ分解き終わったら
まずは丸をつけ、
間違えた問題や分からなかった問題には、
印をつけておきます。
そしてその印がついた問題を、
完全に覚えるまで
何度も繰り返し解いたりするやり方です。
ただ、どちらかというとこのやり方は、
成績上位層向けのやり方です。
成績上位層であれば、
そもそもほとんど丸がつくので、
印がつく問題はほとんどありません。
ですから、「完璧に覚える」ことも
それほど難しくはないのです。
ところが成績下位層の生徒が
このやり方をやると、
相当な数の印がついてしまいます。
それらを完璧に覚えるのは
かなり骨が折れるでしょう。
結局、なかなか先に進みませんし、
モチベーションも
どんどん低下してしまったりします。
そんなときは
やる内容をできるだけ絞った上で、
「ひたすら問題を解いて丸をつけるやり方」
もアリです。
問題集の各章の
いちばんやさしい問題だけ解くイメージです。
これだけであれば、
ひと通り勉強するのも
それほど難しくはありません。
目的は「完璧に覚えること」ではなく、
「知識を少しでも増やすこと」です。
もしも最初、全体の30%しか
解けなかったのであれば、
「次に解いたときに40%解ければいいや」
ぐらいの気持ちで進めていきます。
もしも問題集の左側が解説ページ、
右側が問題ページになっているような場合は、
解説ページを見ながら、
答えを写していくのは厳禁です。
そんなことをしても、
頭にはさっぱり残りません。
その場合はまず解説ページを読んで
内容を頭の中に入れ、
解説ページを見ずに
問題を解くようにしましょう。
そしてひと通り終わったら、
これを2回、3回と繰り返していきます。
それでかなり自信がついてきたら、
「完璧に覚えるやり方」に
移行しても良いでしょう。
話は変わりますが、
今日もYouTubeの動画をアップしました。
仙台一高に関する動画です。
こちらです。
ぜひご覧ください。