中堅高校の定義はあいまいですが、
だいたい50台前半から中盤ぐらいの、
多賀城高校や仙台三桜、泉、宮城野
あたりを想定しています。
これらの高校でも「良い評定」が必要になるのは、
仙台二高や仙台一高と同じです。
特に泉高校は
倍率が高くなることが多いため、
評定が低い人はかなり不利になります。
評定の低い人が、倍率が高い高校で
特に不利になる理由については、
また別の機会に触れたいと思います。
仙台二高や仙台一高と違うのは、
「数学よりも英語の力が重要になる」
という点です。
宮城県の数学は
基本的に他教科よりも難しいため、
高得点はなかなか取れません。
偏差値50台の人だと、
80~90点以上取れる人は
かなり少ないでしょう。
結果的に中堅校受験者の大多数が
60~70点台ぐらいにおさまるため、
数学では大きな差がつかないのです。
それに対して英語は、
数学よりも高得点が取りやすいので、
80~90点ぐらいとれる人も
かなりいます。
ただ、英語が苦手な人や、
長文を読みなれていない人だと、
50~60点ということもありえます。
ですから、非常に差がつきやすいのです。
ですから中堅校を受験する人は、
英語が最重要教科だと
認識するべきです。
と言っても、
数学は手を抜いていいという意味では
ありませんよ。