先日、宮城県の公立高校入試の
予備調査結果が公表されました。
本出願時には、予備調査結果とは
倍率が大きく異なるところが
たくさん出てきます。
そういう点から考えると、
「予備調査結果なんて意味がない」
のですが、県教委側からすると、
予備調査結果は非常に大きな意味を持ちます。
なぜなら、
「予備調査時は、中3生が
本当に行きたい高校・学科の名前を書くから」です。
本出願の際は、自分の学力と
高校の難易度を比べた上で、
妥協した高校・学科に
出願することがよくあります。
第一志望を諦めて、
第二志望にしたりするわけです。
ですから、今後の高校の
学科や定員等を決める際には、
本出願よりも、
予備調査の倍率のほうが
大きな意味を持ちます。
特に2年連続で定員割れをしている場合は、
学科の再編等も含めて、
検討していく必要があるでしょう。
ちなみに、そう考えた場合の
仙台圏の対象高校・学科は、
次の通りです。
(数字は今春と昨春の予備調査の倍率です。)
仙台二華普通科 0.98 0.88
仙台東高英語科 0.45 0.48
宮城工業機械科 0.69 0.66
宮城工業電子機械科 0.68 0.70
宮城工業電気科 0.71 0.73
宮城工業化学工業科 0.30 0.53
仙台工業電気科 0.90 0.83
宮城広瀬普通科 0.82 0.80
泉高校英語科 0.83 0.73
泉松陵高普通科 0.80 0.88
多賀城高校災害科学科 0.80 0.53
松島高校観光科 0.56 0.46
利府高校スポーツ科 0.75 0.90
この結果を見て、
みなさんはどう思われましたか?
次回に続く