前回に続いて国公立大学対策の
基本的な部分を。
前回も書いた通り、
国公立大学を目指す場合は、
非常に多くの教科・科目を
学習する必要があります。
当然ながら、それらすべての教科・科目を
毎日勉強するわけにはいきません。
ですから、
「ほぼ毎日勉強する教科・科目」と、
「時期を決めて集中的に学習する教科・科目」
に分けて考えると良いでしょう。
前者の代表は英語と数学です。
特に英語などの言語教科は
慣れが重要になりますので、
短い時間でも構いませんから、
毎日勉強したほうが良いでしょう。
数学もそれに似ていますが、
数学は、公式の暗記などの一部を除くと、
短時間では学習しにくい教科でもあります。
1問解いてその解き方を理解するだけで、
1時間近くかかってしまうことも
珍しくありませんからね。
ですから、
「できるだけ毎日勉強する」
ぐらいでも良いかもしれません。
それ以外は、
時期を決めて集中的に学習する
教科・科目になります。
「夏休み中に日本史をかたづけよう」とか、
「次の模試までは古典を集中的に学習しよう」
というような感じで、
計画を立てていくわけです。
共通テストで75%以上
必要になる人は別ですが、
それ以外の人は「苦手克服」を
あまり意識しないほうが良いかもしれません。
要は合計点が取れればよいのです。
それに点数を取りやすい
教科・科目から勉強すれば、
結果が目に見える形で出てくるので、
精神衛生上も良いでしょう。
一応念のために言っておきますが、
「時期を決めて集中的に学習する教科・科目」
であったとしても、
普段からある程度勉強する必要はあります。
そうしないと、せっかく覚えたことも
忘れてしまいますから。
そういう教科・科目は
土・日などを利用して学習すると良いでしょう。