日本で一番雨が多い地域は
どこだかわかりますか。
これはご存じの方が多いかもしれません。
答えは鹿児島県の屋久島で、
1年間で4000mm以上の雨が降ります。
2位以下も宮崎県や高知県、
それにこれも雨が多いことで有名な
三重県の尾鷲など、
予想通りの地域が並んでいます。
ところが、逆に一番雨が少ない地域は、
ご存じない方が多いのではないでしょうか。
私は瀬戸内あたりでは
ないかと思っていたのですが、
これがまるで違っていました。
答えは北海道のオホーツク地域で、
常呂町の場合だと年間で
700mm程度しか降りません。
考えてみれば、
北海道は基本的に梅雨がありません。
オホーツク地方だと
季節風の影響もあまりありませんし、
台風が近づくこともほとんどないので、
言われてみれば当然、
という感じではあります。
逆に瀬戸内は梅雨もあれば、
台風が上陸することもよくあるので、
そこまで降水量が少ないわけでは
ないのでしょう。
ちなみに世界で一番雨が多いのは、
インドのマウシンラムだそうです。
ここは年間で12000mm近く雨が降ります。
多いときは1月で
3000mm以上降るのだそうです。