文科省は、バランスを考えずに

 

極端なことを始めることが

 

多い省庁です。

 

 

例えばゆとり教育のときは、

 

「知識はいらない。

 

 調べ方だけ学べば充分」

 

ということで、

 

知識を徹底的に排除していきました。

 

 

中学校の地理などは、

 

覚えることがほとんどなくなり、

 

いくつかの国や都道府県の、

 

調べ学習をするだけになりました。

 

 

中学校で覚えるべき英単語も、

 

900語まで減少したのです。

 

 

ところが、この「ゆとり教育」が

 

間違いだったということになると、

 

逆に知識量を増やし始めました。

 

英単語も現行では1600〜1800語と、

 

ゆとり教育時代の倍近くまで増えたのです。

 

 

「ゆとり教育」から

 

方針転換したことに関しては

 

私も賛成ですが、

 

ちょっとやりすぎのような気もします。

 

 

最近行われている部活動改革も、

 

ちょっと極端過ぎないでしょうか。

 

 

学校の部活動を全面的に

 

地域に移行するというのですが

 

指導者はしっかりと確保できるのでしょうか?

 

 

学校の手を離れたことによって、

 

今まで以上にブラックに

 

なってしまわないでしょうか?

 

 

個人的には、今の部活動は

 

週2~3回の活動程度にとどめ、

 

本格的な活動を望む子は

 

クラブチームに所属する形のほうが

 

すんなり移行できるような気がします。