今春は共学化をきっかけにして、
東北学院高校が大人気となりました。
ただ、東北学院高校の志願者が増えた分だけ、
他の私立高校は志願者が減ることになります。
東北学院高校の今春の志願者は2121名で、
昨春の889名よりも
のべで1200名以上増えましたから、
その影響は甚大だと思われます。
まだ多くの高校では
詳細な入試データを公表していない段階ですが、
すでに影響が出ていることが
判明した高校があります。
例えば、「東北学院榴ヶ岡高校」がそうです。
東北学院榴ヶ岡高校は、
昨春1613名の志願者がいました。
それが今年は1361名になりましたから、
252名減ったことになります。
15%以上の減少ですから、
高校としてはかなり痛いでしょう。
もっとも、逆に榴ヶ岡は
これで逆に狙い目になったともいえます。
もともと榴ヶ岡は人気校ですし、
東北学院大学への進学は
ほぼ確約されています。
その榴ヶ岡で志願者が減って
ボーダーラインが下がれば、
今まで進学が難しかった人にも
チャンスが生まれるわけですから。
実はもう1つ影響を受けた
可能性がある高校があります。
そちらは別の切り口で書きたいので、
次回に。