ちょっと塾とは関係ない話を。
ロシアのウクライナ侵攻に対して、
世界中の多くの国々が
批判の声をあげています。
日本も、ロシアに対して
経済制裁を行うことを発表しました。
当然のことだとは思いますが、
ニュースを見ていて、
日本の人たちは経済制裁を
軽く考えているのかもしれないと
ふと思いました。
日本の経済制裁を受けて、
ロシアがすぐに自国の誤りを認めることは
まず考えられません。
間違いなく対抗措置をとるでしょう。
そしてロシア側が非を認めず、
侵攻を続けるとしたら、
日本はさらなる追加経済制裁を
取ることになるでしょう。
お互いの経済制裁が
どんどんエスカレートしていくと、
そのうち日本の経済制裁に対して、
ロシア側が「重大な敵対行為」で
「宣戦布告」と同じだと
判断する可能性があります。
そうなると、ロシアは
日本に兵を向けるかもしれません。
もちろんそうなる可能性は
極めて低いと思いますが、
万が一そうなった場合、
日本はどう対応するつもりなのでしょうか。
そうなったときでも批判をやめず、
断固戦い抜くだけの覚悟がないのであれば、
経済制裁を課すべきではありません。
それにそういう覚悟を伴っていない経済制裁は、
相手国にとって大きなダメージには
なり得ません。
まあ岸田首相は、
「他のG7諸国に合わせなければいけないけど、
ロシアを怒らせるのはまずいから、
それっぽいけれども実効性のない経済制裁を
並べるだけにしておこう」
とでも考えていそうな雰囲気ですが。