入試対策を行う場合、
過去問が大事になるのは間違いありません。
ただ、過去問を解くタイミングについては、
迷う方が多いのではないでしょうか。
基本的には、次の2つの条件を
満たしているのであれば、
かなり早いタイミングで解き始めても
問題はないでしょう。
①出題範囲内容を学習し終えていること
②全体の7~8割程度解けるだけの力がついていること
逆に言うと、この2つの条件を満たしていない人の場合は、
急いで過去問をやるのは得策ではありません。
ところが、そのことを分かっていない人は
かなり多いのです。
①を満たしていないのであれば、
まずは出題範囲内容を
終わらせるべきですし、
②を満たしていないのであれば、
もっと基本的な内容中心に学習を進めたほうが、
力がつくでしょう。
もっとも、出題傾向や難易度を知るために、
早いタイミングで1年分だけ解いてみるのはアリです。