ここ数年、当塾の中学生の子たちの

 

志望校が大きく変わってきました。

 

 

最大の変化は、

 

「仙台三高の志望者が減ったこと」でしょう。

 

 

以前は、成績上位層の大半が

 

仙台三高を志望していました。

 

偏差値50台中盤ぐらいの子でも

 

仙台三高志望が多くいましたし、

 

逆に偏差値70前後で

 

仙台二高、一高を十分狙えるレベルの子たちも、

 

仙台三高を志望することが多かったのです。

 

 

ところが、3年前に仙台三高普通科の倍率が

 

異常なまでに上がったことがありました。

 

それで仙台三高の難易度が

 

大幅に上がってしまったこともあって、

 

最近は少し敬遠されるようになってきたのです。

 

 

まず、今まで仙台三高を受験していた層が、

 

宮城一高や仙台南高に流れ始めました。

 

また、仙台三高と仙台一高、二高の

 

レベル差が小さくなったことで、

 

「だったら仙台一高や仙台二高を狙ったほうが良い」

 

と考える子も出てきました。

 

 

実際当塾でも、宮城一高は

 

ここ数年毎年合格者が出ていますし、

 

仙台南高にいたっては複数名の合格者が出ています。

 

仙台二高、一高についても、

 

一昨年は仙台一高2名、

 

昨年は仙台二高1名の合格者が出ています。

 

 

逆に仙台三高は、志望者自体が減りました。

 

合格者も一昨年1名、昨年は0名と

 

完全に減少傾向です。

 

以前は最低でも3~5名の合格者がいたのですが。

 

 

今後もこの傾向は続くものと思われます。

 

 

次回に続く