こんな記事がありました。
石川県の加賀市の中学校で、
部活動指導などで多忙な教員の代わりに、
進学塾の講師が学習指導を行っているという記事です。
学習塾が社会的に認められつつある、
ということなのかもしれません。
だとしたら塾業界にとっては
朗報なのかもしれませんが、
正直なところ違和感があります。
中学校の教員の一番大事な役目は、
「学習指導」であるはずです。
だったら教員が学習指導を行い、
部活動指導を外部の指導者に
任せるべきでなのではないでしょうか?
「進学塾の講師に任せたほうが学習効果が高い」
と考えたのかもしれません。
ただ、だとしたら教員として恥ずかしくないのでしょうか?
逆に部活動指導は、
専門の指導者に任せたほうが
間違いなく効果があるでしょう。
教員の多くはそこまで各競技に精通していませんから。
それなのにこういった対応をするのは、
全く理解できません。