こちらの記事の続きです。
まず、その友人は難しい問題に出会ったときに、
「教科書の練習問題で似た問題があったから、
同じパターンで解けるかもしれない」とか、
「もしかしたらこの公式が使えるかも……」
というようなことをよく言うのです。
要は今まで解いた問題の解き方を
頭の中でデータベース化し、
そのデータベース内を検索しながら解いているような感じでした。
それに対して私の解き方はまるで違いました。
まずは問題をしっかり読み、
問題設定をしっかりとイメージします。
そして表や図を書いて頭の中を整理しながら、
ひたすら考えるだけなのです。
もちろん以前解いたことのある問題を
ヒントにすることもありますが、
重要なのは題意を理解することなので、
「以前解いたことがある問題」や
「公式」にはあまりこだわりません。
そもそも公式なんて正確には覚えておらず、
毎回その場で導き出したりしていましたし……。
つまり私とその友人は対照的だったわけですが、
その結果はこんな風になりました。
次回に続く。