「今日の晩ご飯、何が食べたい?」

「何でもいい」


家でこんな会話になることはありませんか?

「何が食べたい?」

という質問は漠然とし過ぎていて、

答えにくいのです。それで答えが、

「何でもいい」になってしまいます。


そんなときは、

「今日の晩ご飯、ハンバーグはどう?」

というように具体的に提案するのが良いでしょう。

そうすると、「ハンバーグでいいよ」とか、

「ハンバーグだったらメンチカツがいい」

というように、具体的な答えが

返ってきやすくなります。


志望校について、ご家庭で相談するときも同じです。

子供からすると、

「あなたが行きたいところならばどこでもいい」

と言われても、答えにくいのです。ですから

なかなか志望校が決まらない場合は、

「志望校は○○高校がいいんじゃないの?」

というように提案してみて下さい。


「じゃあ○○高校にする」

ということになれば、

それで良いでしょう。

「○○高校は✖️✖️だから考えてない」

というような反論が返ってきたら、

その反論の理由をもとにして、

志望校を決めればいいのです。


そもそも子供の志望校を決めるときは、

子供の意見を尊重するべきだとは思いますが、

親御さんの意見も尊重されるべきだと思いますよ。