こちらの記事の続きです。


アフターコロナの世界で、

学習塾が厳しい状況におかれるのは

間違いありませんが、

特に厳しいのは個別指導塾です。


もともと個別指導塾は、

かなり厳しい状況に置かれていました。

まずはFCを中心とした塾の乱立です。

個別指導塾はせまい教室でも始められるので、

参入しやすいのです。


最大手の明光義塾さんなどは、

全国に2000近い教室を出しています。

それ以外にも数百教室をもったFC個別指導塾が

いくつもありますから、

過当競争状態になるのは当然です。


さらに最近の人件費高騰も、

個別指導塾の経営を厳しくしています。

もちろん集団指導塾にも影響はありますが、

個別指導塾は「個別」で指導する関係で、

多くの講師を抱える必要があるのです。

経費に占める人件費の割合も高いので、

それこそ影響は甚大です。


最近は人件費云々以前に

もう講師が集まらなくなっており、

それで規模を縮小せざるを得ない塾も

出てきているぐらいです。


今までの私の考えをまとめると、

これからの学習塾を取り巻く環境は、

どんどん厳しくなっていくでしょう。

そして特に厳しいのは

普通の子たちを対象にした個別指導塾、

ということになるでしょう。


要は当塾のようなところが、

一番大変になるわけです。


ここまで読まれた方は、

「じやあ弘道ゼミナールは指導形態を

 変えるつもりなんじゃないか?」

などと思われるかもしれません。


ご安心ください。

オンラインの指導を導入するなど、

一部の変更はありますし、

良いものがあれば

ドンドン取り入れていきたいとは思っていますが、

基本的な部分を変えるつもりはありません。


私はあまのじゃくなのです。

今の個別指導塾が置かれている

厳しい環境も理解していますし、

今後、多くの個別指導塾が撤退や

模様替えをすることも

わかっています。


ただそういう流れに従うことが

正解とは限らない、

ということもわかっています。


細かくは書きませんが、

数年後を見ていてください。

私がブログに書いたことの真意が

わかると思いますので。