(1)は、十七条の憲法だから聖徳太子。

 

これは簡単だな。

 

それから(2)は中臣鎌足とともに大化の改新だから、

 

中大兄皇子と。

 

(3)は何だっけな~。いつも忘れちゃうんだよな。

 

北条泰時が作った裁判の基準か。

 

武家諸法度じゃないんだよな。

 

う~ん、そうだ!御成敗式目だ。

 

(4)はわかるよ、フビライだから元寇ね。

 

それから(5)はちょっと迷うな。

 

上げ米って江戸の三大改革で出てきたはずだけど、

 

誰がやったんだっけ?

 

よくわからないけど松平定信にしておくか。

 

 

じゃあ全部終わったから答え合わせと。

 

(1)は正解、(2)も正解、(3)も正解、なんだか調子いいな。

 

(4)も正解、あ~、(5)の上げ米は徳川吉宗か!

 

そうだった。完全に忘れてたよ。

 

 

中学生が歴史の勉強をしている場面をシミュレートしてみました。

 

問題を解いて、その答え合わせをしているわけですが、

 

実は成績上昇に寄与している瞬間は、

 

赤字で書いた部分だけです。

 

勉強時間全体の中ではほんの一瞬に過ぎません。

 

他の大半の時間は、

 

その一瞬を導き出すための準備に過ぎないのです。

 

 

ところが、勉強法を理解していない人は、

 

単に○、×だけ付けて終わりにしたりします。

 

ひどい場合は、そもそも答え合わせをしない人もいます。

 

それでは何時間勉強しても、学習効果はほとんどありません。

 

 

逆に効果的な学習をしている人は、

 

「江戸の三大改革の理解が不十分だ」と判断して、

 

三大改革の名称や行った人の名前、

 

主な政策なども併せて確認したりします。

 

 

「勉強しているのに成績が上がらない」

 

という人は、この辺を見直してみると良いですよ。