今、教育関係者の間では、

 
麹町中学校など一部の中学校のことが話題です。
 
なにしろ宿題が全くなく、
 
定期試験もやらないというのですから。
 
ご存知ない方は、こちらの記事をご覧ください。
 
 
もしかしたらこの記事を読んで、
 
「そうか、宿題はないほうがうまくいくんだ」
 
と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、
 
そういうものでもありません。
 
単純に宿題を減らしたら、おそらく生徒の学習量は減り、
 
学力低下も避けられないでしょう。
 
定期試験の廃止も同様です。
 
 
この麹町中学校のすごいところは、
 
「宿題や定期試験をなくしても、大丈夫な仕組みを作った」
 
点にあると思います。
 
「宿題をなくした」ことよりも、
 
それに付随する様々な改革にこそ重要なヒントがあると思うのです。
 
 
ですから、「宿題はなくしたほうが良い」というような、
 
単純な考えではうまくいかないでしょう。