先ほど、
「才能なんて関係ない。
違いはやるかやらないかだけだ」
という内容のとあるブログを読みました。
こういう考え方は、一般的には
支持されるのかもしれません。
ただ、私にはなんとなく
きれいごとのように思われるのです。
だって「才能」って、
めちゃくちゃ関係ありますよね。
例えば私が、
小さいころから優秀なコーチをつけて、
陸上の短距離の選手として大成するべく、
必死になって練習したとします。
そうしたら、オリンピックで
金メダルが取れたでしょうか?
まあどう考えても取れる可能性は
ほとんどありません。
世界一どころか日本一も無理でしょうし、
県や市で1位になるのも
難しかったでしょう。
やはりウサインボルト選手や、
カールルイス選手は、
短距離選手としての才能があって、
私にはなかったわけです。
ただ、日本の短距離のトップ選手が、
必死になって練習しても
彼らには敵わないことを実感した上で、
「自分には才能がない」
と言うのであればわかります。
実際に努力しても届かなかったわけですから。
それを、努力もしないで、
「どうせ俺には才能がないから、
努力なんかしても無駄だ」なんて言うのは、
めちゃくちゃ格好悪くないですか?
確かに世界一や日本一は
難しいかもしれませんが、
周りの3倍、4倍努力すれば、
学校一とか、クラス一ぐらいには、
なれるのではないでしょうか?
そこまでやった上で、
「才能がない」と言うのであればわかります。
ただ、努力もしていない人は、
自分に才能があるかどうかが
わからないわけです。だったら、
「才能がない」なんて言う
資格すらないと思います。
客観的に見て、
やはり「才能の違い」は存在します。
それを認めないのはおかしいでしょう。
ただ、それを理由にして、
努力もせずにあきらめるのは、
本当に格好悪いと思います。