こちらの記事の続きです。
大学受験の際も、
私の田舎者丸出しというか、受験オンチというか、
とにかくダメさ加減は際立っていたと思います。
私の通った高校には優秀な同級生が2人いて、
常に県内でそれぞれ文系、理系のトップでした。
文系トップの子は東大の文Ⅰも
余裕で合格圏だったのですが、
なぜか京都大の法学部に行きました。
彼は部活動にも入らず、各種役員なども絶対に引き受けず、
ひたすら勉強しているタイプでした。
また、理系トップの子は、
東大の理Ⅰに行ったのですが、
こちらはサッカー部に入っていて
全国大会にも出場しています。
ただ、それ以外に関しては文系トップの子と同じで、
役員などは一切引き受けず、
勉強第一という感じでした。
今思えば、彼らは、高1、高2のうちから、
大学合格を目指して、綿密な計画を立てていたのだと思います。
そのためにやるべきこと、そしてやるべきでないことを
はっきりと見極め、その計画に沿って
高校3年間を過ごしたのでしょう。
ちなみに文系トップは附属中出身、
理系トップはナンバー中出身でした。
それに対して私は、
普通に部活動で忙しい生活を送り、
生徒会の役員から文化祭の実行委員まで、
様々な仕事を引き受けていました。
それもポリシーがあってそうしたのではありません。
生徒会役員を引き受けたのは生徒会長から頼まれたからですし、
文化祭の実行委員は、
文化祭の副実行委員長が友達だったからです。
要はなんとなく流れに任せて過ごしていただけで、
「ちゃんと勉強していれば大学はなんとかなるだろう」
ぐらいに考えていました。
ちなみに私に生徒会役員を
引き受けてくれるように頼んだ生徒会長は、
指定校推薦で慶応大の法学部に入りました。
成績はせいぜい中から中の上ぐらいだったので、
口の悪い友人は、
「あいつは慶応に入るために生徒会長をやったんだ」
と言っていました。
真偽のほどはわかりませんが、
「生徒会長をやっておけば大学入試で有利になるだろう」
ぐらいの気持ちはあったのではないかと思います。
何かのはずみにそんなことを口にしたことがありましたので。
文系、理系のトップの子たち同様、
やはりかなり前から大学入試のことを意識していたのでしょう。
次回に続く。