一般的に各教科の難易度は、
学年が上がるにしたがって難しくなっていくのが普通です。
英語や数学などはだいたいそうなっています。
ところが、理科はちょっと違います。
以前高校で学習していた内容を
学習していることなどもあって、
中1の理科が意外と難しいのです。
しかも、難しい内容は年度の後半に集中しています。
写真は当塾で使っている教科書準拠ワークの目次ですが、
このワークは、難しい単元については、
「トレーニング」という形で、通常のページとは別に
特訓のページを設けてあります。
全部でその特訓のページが9か所あるのですが、
そのうち7か所が後半に集中しています。
今回の定期試験では、この9か所の特訓ページのうち、
6か所が試験範囲になった中学校がありました。
難しい単元が集中しているわけですから、
しっかりと理解するのはなかなか大変なのです。
中1ほどではないものの、中2の理科も、
やはり年度の後半が難しくなっています。
こちらの学年は、6か所の特訓ページのうち
4か所が後半になっています。
今回の春期講習では、新中学2・3年生の方に、
「5教科スペシャルパック」で英数理を
個別で進める形で提案させていただいております。
それは、その難しい理科の単元を
早いうちに復習しておきたいという意図がありますので、
ぜひ前向きにご検討いただけたらと思います。