こんな記事を見つけました。
宮崎県の公立中高一貫校で、
募集要項に男女別の定員が
書いていなかったにもかかわらず、
男子22人、女子18人に固定して
合格者を出していたのだそうです。
そのため、本来合格ラインを超えていたのに
不合格になった女子が5年間で49人いたとのことです。
「募集要項に男女別の定員を書かなかった」
ということが問題だというのであればわかります。
ただ、県教委が、
「教育の機会均等の観点からは課題がある」
としているようですから、
「男女にかかわらず、合格者を出すべきだ」
ということになっているのでしょう。
最近、東京医科大学をはじめ、
不適切入試が話題になることがよくあります。
確かに問題があるケースも多いのですが、
騒ぎ過ぎだと感じることもよくあります。
この公立中高一貫校のケースも、
全寮制で寮の定員が決まっていたとのことですから、
男女のバランスを考えて合格基準を変えることには、
妥当性があったのではないでしょうか。
事前に定員を明示しておきさえすれば、
何の問題もなかったと思います。
ところでその話とは別になりますが、
この記事を読んでちょっと気になったことがありました。
次回に続く