また、理科でよく出てくる記述問題のパターンとして、
「表面積問題」があります。
根毛、柔毛、肺胞の存在理由を問う問題がその典型ですが、
すべて、「表面積を大きくして、~~しやすくするため」という形で
答えることができます。根毛の場合であれば、
「表面積を大きくして、水や水に溶けた養分を吸収しやすくするため」
ということになります。
このパターンの適用範囲は広く、
平成26年度のえらの問題や、平成23年度の消化酵素の問題も
答え方はほとんど同じです。
まあ2~3年に1回は必ず出されるパターンと言うことができるでしょう。
理科について言えば、
「生物の成長」「光合成(あるいはその反対の呼吸)」
「雲のできるしくみ」「季節の変化がおこる理由」
なども記述問題でよく出されますので、80点以上を狙う人は
しっかりと言葉で説明できるようにしておくと良いでしょう。